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ミュンヘン便り−ワールドカップ特別編−

2006年6月11日〜


6月11日

いよいよ始まりましたね。ミュンヘン便りのワールドカップ特集を送ります。

日本戦の前日の11日(日)は、デュッセルドルフで行われた日本サッカー協会川渕キャプテンの講演会で司会を担当しました。
200人の聴衆を前にするオカニート、ボールリフティングで登場し大好評でした。
ところで、川渕さんの前に、司会者のオカニートが以下のお話しをしました。

「日本サッカー界の底辺で活動してきた者が、川渕さんの業績をどう見ているか、私の40年のサッカー人生を振り返りながら、ご紹介したいと思います。
私がサッカーを始めた1966年は、ワールドカップロンドン大会の時。
当時はオリンピック出場が日本サッカーの最大の目標であり、ワールドカップは全く縁の無いイベントでした。
そして、ベネズエラで日本人師弟を集めて少年サッカーの指導を始めた24年前でも、自分の教え子やその世代の子供たちがワールドカップに出場するとは夢にも思っていませんでした。
教え子の、その子供たちの代になったらもしかしたら・・・という思いで少年指導に携わったことを思い出します。
この時期から少年サッカーチームが全国各地に誕生し、底辺は着実に広がっていましたが、ワールドカップのレベルに達するまでには20年、30年かかると思っていました。
この状況がJリーグの誕生で一変しました。
子供たち、中学生、高校生たちに実現可能な夢が出来たことによって日本サッカーのレベルは急勾配で成長を遂げるようになったのです。
Jリーグがワールドカップ出場のキーだったのです。
ワールドカップに出場できたのは、選手と監督のおかげですが、出場出来るような仕組みを作ったのは、夢を持ち明確な戦略を立て強い意志で実行したJリーグ設立の父、川渕さんです。
明日から日本代表の試合が始まりますが、日本がワールドカップに出場出来るようになるまで、たくさんの人達の長い、長い努力があったことに思いをはせて頂き、我々が住むドイツに代表チームを迎え、応援できる幸せを感じて頂ければ、とてもうれしいです。」

6月12日

オーストラリアとの第一戦、カーザースラウテルンは、予想以上にオーストラリアの黄色のサポーターが来ていました。
試合の方は、もっと早い時間にメンバー交代をしてフレッシュな選手を投入すべきだったですね。
また、同点になったあと、引き分けに持ち込むのか、勝ちに行くのか意思統一が出来ないまま、中盤の選手が攻めに行ってしまって勝ち越し点を許してしまったという感じがしました。
監督の采配ミスは明らかという感じです。

列車に5時間揺られ、ミュンヘンの自宅に着いたのは深夜の一時、心身ともにお疲れさんの一日でした。


6月18日

クロアチア戦は残念でしたが、順当な結果だと思います。
個人の能力が劣っている日本としては、一人一人の選手も組織としても100%の力を出し切らないと勝てるはずがない。
それがワールドカップ。
あの柳沢のシュートが日本の現実を示しているように感じました。
体ごとボールにぶつかってゆく気迫がないと・・・。

ところで、18日は、クロアチア戦はテレビで観戦し、ブラジル対オーストラリアの試合を見てきました。
前半のブラジルは、ロナウドの走り込みがないのでロナウジーニョからのスルーパスが出せず、なかなかチャンスが作れなかった。
後半ロビーニョが入ってからは見違えるように良くなった。
それにしても、アドリアーノの迫力、そしてカカのスピードはすごい。




6月21日

今日は、ミュンヘンでのコートジボアール対セルビアモンテネグロ戦を観戦して来ました。

18:30 ミュンヘン空港着Fromリスボン
19:30 自宅着
19:45 ハイムシュテッテン駅発電車に乗ってアリアンツアリーナへ
20:50 スタジアム着、途中で洋子ちゃん、寛子ちゃんと合流し、席に着いたのは試合開始5分前

個人能力の高いコートジボアールが押し気味に試合を進めるが、セルビアモンテネグロは202センチメートルの巨漢Zigicを中心に、少ない人数ながら効果的な速攻を見せる。
そして、コートジボアール守備のミスから2点をリード。
ここからコートジボアールが攻勢、セルビア側が退場者を出したこともあって、終わってみると3:2の逆転勝ち。

コートジボアールのDrogbaが怪我で欠場して見れなかったのは残念だったけど、早い展開で面白い試合でした。
寛子ちゃん、洋子ちゃんは、サッカー観戦が初めてで大喜び。
観客の多くがドイツ人でしたが、どうもコートジボアールびいきだったようです。

結局、今夜は食事をする時間もなく、席に着く前に買ったチーズパンを三人で分けて食べ、帰宅したのは12時半。
ソーメンを食べて腹ごなしのメールです。

お疲れさんの楽しい一日でした。


6月24日

今日のミュンヘンは、決勝トーナメント一回戦、ドイツ対スウェーデン戦でした。
ワールドカップ前は静かだった街も朝から大賑わいで、市庁舎前広場のマリエンプラッツでは、黄色と青のスウェーデンサポーターが盛り上がっていました。

岡ちゃんの方は、日本代表の予選リーグ敗退が決まって、やっとワールドカップを楽しめるようになった・・・
そんな複雑な気持ちですが、変わり身早く、今日はドイツチームのジャージで応援です。

試合は、中盤のバラックを起点にしてツートップのクローゼとポドルスキーがコンビネーション良く機能して、ドイツが早々と2得点。
スウェーデンは前半のルチッチの退場と後半開始早々のペナルティーキック失敗が致命的で、試合の流れは一方的にドイツペースで終了。
クローゼが試合の最優秀選手に選ばれましたが、彼のスペースへの走りこみと確実なポストプレーそしてヘディングの強さが印象的でした。

前半で試合を決めてしまった展開に、会場の8割方を占めるドイツサポーターもリラックスムード。
日本のサポーターは、圧倒的に若者の割合が多く、かつ女性の比率も半分近くを占めていますが、ヨーロッパでは男性が多く、年齢も若者からおじいちゃんまでと幅が広い。
今日の、アリアンツアリーナでも、全員が太い声で合唱したり総立ちで手拍子したりと、サッカーがカルチャーになっていることを体感しました。
写真と一緒に音声も送れればいいんですが・・・

ということで、今日のミュンヘンは、街中どこに行っても、みんな幸せそう。
ハッピーミュンヘン、ハッピー岡ちゃんでした。



6月25日

今日は、今回のワールドカップ観戦最後の日、ニュルンベルグでのポルトガル対オランダ戦を見に行った。
ミュンヘンから北へ160Km、午前中のサッカー練習のあと、午後3時に自宅を発ちスタジアムの駐車場に入ったのが4時半。
終了は夜の11時なのでまず腹ごしらえと芝生の上でのお昼寝をして準備万端。
早く行っている人はチケットのない人が多いせいなのか、ダフ屋が何人も声をかけて来た。

ポルトガルは、前回の大会の時から、是非見たかったチーム。
そして、我が工場がポルトガルにあって、毎月リスボンに通っていることもあり、日本、ドイツに次ぐ第三の応援国。
・・・ということで、昨日はドイツ、今日はポルトガルのサポーターへと、またまた大変身。

試合の方は、イエローカード16枚、退場4人という大乱戦だったが、激しい攻防で大変エキサイティングな内容となった。
結局、ポルトガルが前半の一点を守りきって、ベスト8入りを決めた。
私がサッカーを始めた中三の時のロンドン大会以来、ポルトガルは40年ぶりのベスト8。
おめでとう!

サポーターの数は、ドイツに近いオランダがポルトガルサポーターの倍以上いたが、ドイツの人達は圧倒的にポルトガルびいき・・・というか、オランダ嫌い。
ということで、ポルトガルにとっては、ホームゲームのような試合でした。

試合終了後、勝利に酔いしれるポルトガルサポーターをあとに、駐車場にダッシュ。
平均時速160Kmでミュンヘンへ。
自宅についたのが12時30分。
今夜もソーメンの夜食です。

スタジアムでのワールドカップ観戦はこれでおしまい。
昨日、今日と最後の二試合は楽しかったなあ・・・と、ハッピー岡ちゃんです。



6月30日

完成度の高いアルゼンチンに上り調子のドイツがどこまでやれるか、興味津々の一戦。
会社を4時半に出て行きつけの日本料理店で夕方5時からの試合をTV観戦。

予想通り、個人技も組織力もアルゼンチンの優位性は明らかで、早々にコーナーキックからの得点を決め、勝負ありかと思われた。
が、ここからドイツが頑張った。
ディフェンス陣が追加得点を許さず、わずかなチャンスに見事なコンビネーションからクローゼが得点し結局引き分けに持ち込んだ。
そして、GKレーマンのファインセーブでPK戦は5:3の勝利。

今日の試合は、自分が住むドイツに勝たせてあげたいという気持ちと、やはり、良いサッカーをするチームに勝ってほしいという気持ちが混ざり合って、ちょっと複雑な気持ちで観戦していたオカニートですが、結果は「正義が必ずしも勝つとは限らない」ということかな。
技術力の拙さを補って勝利を得たドイツ選手の体力と精神力に改めて感心。
日本との違いを如実に感じた試合でした。

ということで、今夜のミュンヘンは大騒ぎ。もちろんオカニートも踊る阿呆になって喜びを分かち合いました。

7月1日 準々決勝

いつものレストランでのTV観戦、準決勝は当地では夕方5時と夜の9時の試合。
ビールを飲みながらそして試合と試合の合間の二時間に食事をしながらの合計6時間は、好きなサッカーとは言えちょっと疲れます。
テレビを見ながら居眠りをして、周りの歓声で目が覚めるということも。

さて、一試合目のポルトガル対イングランド。
ベッカムの負傷交代、ルーニーの退場でイングランドにはちょっと可哀想でしたね。
それでもポルトガル選手のしたたかさと勝利への集中力、そして攻撃の要となるデコの不在をカバーしたロナウドとフィーゴの活躍は素晴らしかった。

オカニートは、ポルトガルの子会社も兼務していることもあり、ポルトガルの勝利には大満足。
ハッピー岡ちゃんの様子をご覧下さい。

さて、二試合目のブラジル対フランス。
これは、ジダンを中心とするフランスの良さばかりが目立ってブラジルは何も印象に残るプレーを見せることが出来なかったという感じですね。
守備的と思えるメンバーでスタートしたこと、そしてスペースに走り込めるロビーニョの起用が遅かったのは残念です。
二試合目はブラジルのTシャツで応援していた岡ちゃん、試合後の写真は無しでした。

これで、南米チームは脱落し、ベスト4は全て欧州チームとなり、ヨーロッパでの大会では南米チームは勝てないというジンクスは、またも破ることが出来ませんでした。
とは言え、残った4チームはそれぞれ特徴のあるチームで準決勝が楽しみですね。

さて、土曜の試合をミュンヘンで見た岡ちゃんは、日曜の午後の飛行機で日本に向かっています。
一週間の日本出張のため、準決勝は日本での観戦、そして、決勝戦の7月9日の夕方ミュンヘンに戻り、決勝戦はいつものレストランでのテレビ観戦です。

ドイツに住む以上、ドイツの人達の幸せな顔を見たいと思うのですが、どうなりますか・・・。

7月10日

準決勝の二試合は、避けられない日本出張中となり、横浜の自宅でのテレビ観戦。応援してきたドイツ、ポルトガルとも敗れてしまったが、両国ともよくやった。

土曜日の三位決定戦は、ドイツがポルトガルに3−1の勝ち。開催国ドイツの人達はうれしいだろうなあ。

そして、7月9日(日)。
決勝戦だけは地元ミュンヘンで味わいたいと、三位決定戦を見たあと、キッカーズの早朝練習に30分だけ参加し成田空港へ。
ミュンヘンには予定通り7月9日(日)17:30に到着。
自宅に荷物を置いたあと、行きつけの日本料理店「藤屋」に着いたのが決勝戦キックオフの10分前でした。

試合は決勝らしい緊張感にあふれた試合となり、延長戦へ。そしてジダンが強烈な頭突きを見舞って一発退場。
PK戦の結果、イタリアの優勝が決まったが、ジダンの現役最後の試合でのアクシデントによる退場は、相変わらずジダンのプレーが光っていただけにとても残念。

こうして一ヶ月の大会が終了した。
長かったようでもあり、あっという間に終わったようでもある。
念願叶い、サッカーがカルチャーとなっている国での素晴らしいワールドカップを体験出来た岡ちゃんはとてもハッピーです。
ワールドカップ特集号はこれでおしまいです。
お疲れさんでした。



以上

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